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アメリカで、電子書籍の売り上げが紙の本を初めて上回る

 ついにこの時が。


電子書籍の売り上げ、「紙の本」を上回る 全米書籍市場で初
2011.04.17 Sun posted at: 11:59 JST

ニューヨーク(CNNMoney) 米国出版協会(AAP)の2月の書籍販売市場統計報告発表によると、電子書籍の売り上げが前年同期比202%倍増の9030万ドルとなり、あらゆる形態の本の中で最多を記録し、ペーパーバックやハードカバーなどの「紙の本」を抑えて、全米で初めて「もっとも売れている形態の本」となった。

電子書籍販売の増加が2月に堅調な伸びを示したのは、クリスマスプレゼントに電子書籍リーダー端末を贈られ、休暇後に電子書籍を購入する人が増えたためとみられる。1月には、インターネット小売り大手アマゾン・コムが、同社の電子書籍の売り上げが、初めてペーパーバックの売り上げを超えたと発表していた。同社の電子書籍リーダー「キンドル」の普及が電子書籍の売り上げ拡大に結びついたとされている。

米書籍販売大手バーンズ・アンド・ノーブル(B&N)の「Nook」やソニーの「リーダー」、アップルのタブレット型端末「iPad」など、キンドル以外の電子書籍リーダーも、電子書籍の売り上げ増に貢献している。

こうした状況を受けて、B&Nの幹部マーク・パリッシュ氏は「書籍販売業界は急激に変化しつつあり、その変化のスピードは映画や音楽、新聞などの業界を上回る。今後の2年間で書籍販売業界はさらに大きく変化するだろう」と述べている。

CNN
http://www.cnn.co.jp/business/30002472.html


 『日本はアメリカの二年遅れの後追い』みたいな記事をどっかで読んだ記憶があるので、日本も二年後くらいには電子書籍市場>紙書籍市場になってることでしょう。

 日本に比べて土地が広いアメリカですらこうだから、買った本の置き場所がない日本はもっと早く追いつくかもしれない。場所を取らないっていうのは大きなメリットだと思う。古本屋に売れないっていうデメリットもあるけど。Kindleは電子書籍の貸し借りができる面白い機能があるらしいですが。

 ただ、日本の電子書籍市場は、古い人たちが既得権益を守るために海外勢にケンカを売っている最中なので、普及するかは微妙といえば微妙。ユーザーが使いやすくて、作者にちゃんと金が入るシステムだったらどこのでもいい。それを日本勢がやってくれれば一番いいけど無理だな。



タグ:電子書籍
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